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わたしたちの暮らす神様のお庭の姿や声をお届けできたら幸いです(*´ω`*)



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世界各国から観光客が訪れる

華やかな観光地のすぐ足元に必ずある

見慣れた光景


彼らの国の失業率を知ったら

「自堕落なのだろう」とは一概に言えなくなる


彼らにお金を渡す行為をよしとしない

「偽善者だ」と「その場しのぎでしかない」と

首を横に振る者が多いのも知っている


それでもわたしは渡さずには居られない

せめてその日食べられる分だけでもと


だって彼らはもうひとりのわたしだから


小さい頃から抱いているその想いは

消えることはない


獣のような目をして

金品を纏う者を付け狙う子供たち


全てを諦めた顔をして

力なく路地裏に座る人


生まれた国が違えば

自分が彼らになり得た


もしも自分が彼らだったら


心か身体かどこかを患っていて

身よりもコネもツテもなく

「社会にとって価値ある人間」ではないと見なされ


自分を世界にたったひとりの相棒として

愛の眼差しをで寄り添い

慕ってくれるのは犬だけ


そんな生い立ちだったら


今日食べるものが欲しいだろう

今飲むものが欲しいだろう

たったひとりの相棒のお腹を満たしてあげたいだろう



彼らの全てが

自分よりも犬を大切にしている


この彼だってそうだ

敷物は犬の為に


チェコでも皆がそうだった

凍えそうなマイナス気温の雨の中


犬を自分のジャンパーでくるみ

自分は石畳の床に頭をつけ

物乞いをしていた


色々な考え方があるのはわかっている


だからわたしは自分の体験を経て抱いた想い

手足のない老人や子供が路上に転がっていない国になった

先代たちにそうしてもらった人間として

今の自分に出来るささやかなことをせずに居られない


彼らの人生そのものに手を差し伸べることは出来ないけれど


例えば自分がその立場だったとして

もしもその日に命を終えるとして


見知らぬ誰かが一瞬でも心を寄せてくれたと

想いながら旅立ちたいと思うから


例えそれが憐れみでも


風景の一部ではなく

人間として

求めがあることを


明日も生きたいと願ったことを


わかってくれた人がいると感じられたら


侮蔑されるより

嘲笑されるより

無視されるより


少しは救われるだろうと思うから


***

スペイン・ランブラス通り裏にて。










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2018.05.18 / Top↑
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